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2004年11月 6日
Refuge
真夜中過ぎ、仕事に疲れた頭を休めに、Bar Refuge に行く。ここは管理人カオルお気に入りのショットバーだ。
Refuge というのは、「隠れ家」とか「避難所」という意味らしいが、僕にとってはまさにその言葉通りのバーで、店内は薄暗い。しかも毎日飲食通りという、千住の中でもかなりディープな裏通りにあるのも僕的には気に入っている。
よくマスターと話すのだが、この雰囲気は自由奔放に生きていた那覇での暮らしぶりを思い起こさせてくれる。
そのうち千住で暮らしている一風変わった人が自然と集まってくるようなバーになるといいねと、仕事に疲れた頭であーだこーだと話ながらレーベンブロイを飲む。やがて沈没していくような奇妙な感覚にとらわれる。
那覇で暮らしながら大学生をしていた僕は、いろんな仕事をして生活費を稼いでいた。
あるときはなんとか、またあるときはなんとか。。。ストリートでアクセサリー売りのユダヤ人の手伝いなんかもしていた。で、必要なだけ稼いだら、沖映通りにあったいきつけのレゲエバーで飲んだ。そこはアクセサリー売り、自称アーティスト、自称ミュージシャン、放浪の日本人、外国人、いわゆるアウトサイダーが集まってくる溜まり場だった。
ほろ酔い気分で国際通りからほど近い牧志のアパートメントへ帰ってぐっすり眠った。用事がないときは昼過ぎまで寝ていた。たまにそのときつきあっていた彼女が食べ物を持ってやってきた。
適度に運動し、適度に勉強し、適度に将来のことも考え、適度に乱れた生活。読書が好きだったので、カミュとかドストエフスキーの小説を読んだり、向田邦子のドラマやスコセッシやコッポラの映画を借りてきて見たり、青い海に沈む夕日を見に行ったり。
日が暮れると仕事の時間だ。国際通りは観光客であふれかえっていた。。。。
普段忘れてしまっていることを少しずつ思い出し、少しずつ酔う。で、何か話す。何の話をしたのかたいがい思い出せないんだけど、それもまたよし。僕は酒飲みじゃないし、毎日どこかで飲んでいるわけでもないが、仕事の区切りがつき、後は寝るだけという気分のいい夜は、フラッとRefugeで飲む。まったくいい場所じゃないか?
投稿者 kaoru|2004年11月 6日 02:20